石を訪ねる旅
大谷(おおや)石が有名ですが、石にまつわる建築物や名所など「石」の魅力満載の宇都宮エリアを紹介いたします。
長岡百穴古墳
ホテルから車で15分の場所にある県指定史跡。
横穴式の古墳(52個)の石室の奥壁には観音像等が彫刻されており、「百観音」とも「百穴」とも呼ばれています。
仏像は弘法大師の一夜の作ともいわれています。
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もっと詳しく解説
https://www.tochigi-edu.ed.jp/furusato/detail.jsp?p=32&r=152
大谷資料館
地下採掘場跡の巨大な空間は圧巻!
大谷石の採掘の歴史がわかる資料館。この資料館の圧巻は地下採掘場跡です。
そこは2万平方メートルにも及ぶ大空間で、深さは30m、最も深いところでは地下60mもあるという巨大な地下空間…。
通常坑内の平均気温は8℃前後。切り出された石は約1000万本で、まさに地下の巨大な建造物といった感じです。
https://www.tochigiji.or.jp/spot/6035/
コンサートや演劇、ショー、能楽な どのイベント会場にもよく使われています。
資料館周辺のみどころはこちら↓
https://www.tochigiji.or.jp/model/7180/
大谷石をテーマにした宇都宮散策
https://www.tochigiji.or.jp/model/7168/
大谷平和観音
大谷石の採掘場跡の岩壁に彫られた大観音像。
大谷石の岩壁に彫られた高さは27m。
階段で展望台まで登ると町並みを一望することができます。
この大観音像は、戦没者の慰霊と世界平和を祈念するために彫り始められ、そのすべてが手彫りで制作されています。
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大谷寺(おおやじ)
宇都宮の中心から車で約30分。
石の里・大谷にある寺社
大谷寺は洞窟に包まれるように建てられた非常にめずらしいお寺です。
神秘的な本堂内には自然の岩壁に彫られた美しい磨崖仏が10体あり、全てが国の特別史跡かつ重要文化財となっております。
中でも本尊の千手観音は日本最古の石仏であり、弘法大師の作とも伝えられています。
日本最古の石仏「大谷観音」↓
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カトリック松が峰教会
宇都宮市の中心地に建つ大谷石造りの聖堂
近代ロマネスク様式を基調にした建築が特徴のカトリック教会。
宇都宮特産の大谷石を大部分に使い、国の登録有形文化財にも指定されています。
教会内部や敷地内の見学も可能です。
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宇都宮の大谷石を巡る旅↓
https://www.tochigiji.or.jp/model/7448/
海潮寺山門
海潮寺は永正7(1510)年頃に創建された曹洞宗の寺院です。
山門は文化3(1806)年に建造された木造の入母屋造りで、桁行6.99m、梁間3.86m。
大谷石を瓦状に削って葺いた石屋根の風格と、石による重みに耐えた安定した姿は心に響くものがあります。
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含満ヶ淵 かんまんがふち
男体山の溶岩によってできた渓谷で慈雲寺(じうんじ)跡にあります。
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松尾芭蕉も訪れた奇勝。
とちぎいにしえの回廊 下野の「おくのほそ道」編でも紹介されています
https://www.inishie.tochigi.jp/route_detail.html?id=5
南岸には数えるたびに数が違うといわれることから化地蔵(ばけじぞう)とよばれる約70体の地蔵群。
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名草巨石群
大きな御供石、弁慶の手割石などがあり、国の天然記念物になっています。
地下深くでできた花崗岩が表面にでて、「たまねぎ状風化」といわれる風化現象を見ることができ、全国的にも大変珍しい場所です。
https://www.tochigiji.or.jp/spot/4536/
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